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40 interviews

大山崎町民生児童委員協議会
会長
神谷 洋一郎さん
民生児童委員の活動は以前には考えられないぐらい広がりました。
老人や幼児の虐待、家庭内暴力など…。
時代の変化とともに、いろんなことを勉強しなくてはなりません。


PROFILE
じんたに・よういちろう   71歳
円明寺茶屋前在住
趣味:スイミング、読書
座右の銘:和をもって尊しとなす

■質問に対する回答
(1)緑と自然 (2)天王山 (3)喉首のような町 (4)両親、祖父母との別れ 
(5)人を敬う気持ちを持ってほしい
 

 

今日も子どもたちの通学を見守ります
 

  民生児童委員に就任して、今年で21年になります。きっかけは、当時の会長さんや地域の委員さんから、「50歳になる前に委員にならないか」と強くお誘いを受けたことですね。私の仕事場にまで来られたこともあって、その熱意に打たれたんですわ。
  民生児童委員の最大の役割は、「地域のアンテナ」になること。委員それぞれが、自分の担当地域内の、特に独居老人世帯の安否確認などを定期的に行い、得た情報を行政にお伝えしています。そのために、実際にお宅を訪問することはもちろん、道を歩いていてもポストに郵便物などが溜まっていないか確認したり、地域の相互見守りを啓発するポスターを、委員それぞれが家の前に掲示したりといった活動を地道に続けています。
  また、地域全体の防犯の意味も込めて、子どもの登下校に合わせて委員が通学路に立つ、「子ども見守り活動」も行っています。しばらく続けていると、子どもから話しかけられて仲良くなることも。委員にとっては嬉しい一面ですね。ただ、あくまで皆さんボランティア。仕事をされている方もいらっしゃいますので、委員全員が同じような活動をするのは困難ですが、それぞれができる範囲での活動を積極的にされています。
  大山崎町では現在、委員一人あたり平均して200世帯ほどの担当地域を受け持っていますが、他市町ではせいぜい100世帯ほど。これからは、委員の数をもっと増やす必要を感じています。

 
 
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