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大山崎ふるさとガイドの会会長
木村 芳司さん
ガイドというのは、人と人とのふれあいが基本。
利用者の反応を見ながら、空気を読みながらやらなくてはなりません。
とても人間味のある仕事だと思いますよ。


PROFILE
きむら・よしじ   72歳
大山崎永福寺在住
趣味:歴史散策・読書
座右の銘:平常心

■質問に対する回答
(1)自宅裏から見ることのできる八幡方面の景色 (2)秀吉と光秀 (3)歴史の宝庫 
(4)大阪万博 (5)人間性を大切にする、思いやりのある人間になってほしい
 

 

利用者の反応を見ながら、その場の空気にあったガイドをします
 

  「大山崎ふるさとガイドの会」は、平成8年4月に発足しました。生涯学習の一環として、退職後の高齢者が取組むことができる新しい事業を創り出そうという目的で始まったと聞いています。ちょうど同じ時期に、大山崎山荘美術館の開館が予定されていたこともあって、ガイドの会を作ってみようということになったそうです。ガイドの会設立にあたっては、メンバーは「ふるさとガイド養成講座」で、大山崎町の歴史や観光名所について詳しく学習しました。今でも、新しく入会される方には、この講座を受けていただいています。
  私が入会したのは、平成13年。実を言うと、入会する前に、利用者としてガイドの会の方の案内を受けたことがあったんですよ。その時、「自分もやってみたいな」という憧れを感じましてね。もともと大山崎町の歴史に興味があったこともあって、退職をきっかけに入ることにしたんです。
  現在は会長として、他の役員の皆さんとともに、取りまとめ役をやらせてもらっています。ガイドの会が誕生して10年以上が経過し、メンバーもすごく多様化してきました。パソコンを上手に使いこなす人もいれば、私のようなアナログ人間もまだまだ多いです。
  この活動をしていて少し残念に感じることは、せっかくたくさんの観光客が来られても、町には商業施設が少なく、これといった土産品もないこと。何か良い経済効果を得られるような仕組みができないものでしょうかね。

 
 
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