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いきいき朝市実行委員会会長
吉田 賢一さん
朝市のために、その日の早朝に収穫するんだという会員もいます。
鮮度はおいしさにつながる。「せっかく買うてもらうんやから、
ええもんを売りたい」という気持ちの現れですよ。


PROFILE
よしだ・けんいち   76歳
円明寺薬師前在住
趣味:仕事(バラづくり)
座右の銘:人の借りを忘れない(自分一人の力で生きているのではないということ)

■質問に対する回答
(1)天王山 (2)天王山 (3)土地に恵まれたところ (4)良いところで生まれ育ったこと 
(5)人間は努力が大切
 

 

会場である円明寺脇山広場は開門と同時に多くの人々で賑わいます
 

  いきいき朝市実行委員会の会長は、今で3度目です。役員は年度毎に交代なんです。
  野菜の「地産地消」の推進が、「いきいき朝市」スタートのきっかけでした。平成9年のことです。最初のうちは、府や町からいろんな補助がありましたけど、3年目ぐらいから独り立ち。運営は厳しいですよ。そら最初は、集まった農家の中でもいろんな意見がありましたよ。「売れ残ったらどうする?」とか、「続けることができるのかな?」とか。心配する声が多くあったもんです。
  でも、おかげさまで今では、毎週土曜日午前9時の開門を前に100人以上の人が列を作るほどの人気となりました。
  出店する会員同士の情報交換の場にもなっています。大きな儲けにはなりませんけど、現金収入は何よりです。お客さんに、「この前の野菜は本当においしかったよ」「スーパーで買うのとは全然違うね」などと声をかけられると、続けてきて良かったなと思います。そこが朝市の良いとこですわ。生産者と消費者が直接つながっていると実感しますね。
  大山崎という長い歴史のある土地で、先祖代々続いてきた野菜や花づくりです。これからも自分たちは良いものを作ってるんや、という自信を持ってやっていけたら良いなと思っています。ただ、皆さん高齢化してきましたんで、若い会員さんに加わってもらわんとあきませんわ。よろしくお願いします。

 
 
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