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大山崎生活学校運営委員長
梶野 歓子さん
生活学校では、普段の生活の中で出会う疑問や問題を皆で解決していきます。
どんな分野のことでも良いので、自分のためになる知識を
増やしていこうと思っています。


PROFILE
かじの・よしこ   64歳
大山崎永福寺在住
趣味:花づくり
座右の銘:ウソはつかない(できないことは約束しない)

■質問に対する回答
(1)大山崎山荘とその周辺 (2)天王山トンネル (3)新旧の入り混じった町 
(4)子どもが病気をしたこと (5)感謝の気持ちを持ってほしい
 

 

子どもたちにリサイクル小物作りの指導をします
 

 大山崎生活学校の会員になって18年、運営委員長になって16年になります。主婦の立場から、普段の生活の中で出会ういろんな疑問や問題を皆で解決していこうというのが、生活学校の目的です。会員の皆さんには、自分のためになるいろんな知識を増やしてほしいんですよ。どんな分野のことでも良いんです。
  よそのまちの生活学校の先進的な取組みに驚かされることは多いですね。少子高齢化の問題に、十何年も前に取組まれているところもありました。生活学校の全国大会なんかへ出席すると、いつも大きな刺激を受けて帰ってきますよ。
  私たち自身、スーパーのトレイの問題や、牛乳パックの再生利用に取組んできました。強く印象に残っていることといえば、ペットボトル再生工場の見学ですね。頭の中では、回収されたペットボトルが何かに再生されるということは分かっていても、具体的なイメージを持っていないじゃないですか。ペットボトルが大きな音を立てて加工されて糸状になり、最後には手袋になる様子を見て、「あっ、これが再生なんだな」って実感しましたね。
  ゴミの分別収集では、異物の混入がすごく多いんですよ。異物が混じっていると、その分処理に余計なお金がかかります。そして、このお金はもちろん税金。「手間をかけますか?お金をかけますか?」こんな呼びかけを皆さんにしています。
  これからも、幅広い活動を通じて、自分自身いろいろな刺激を受けていきたいですね。

 
 
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