同報系防災行政無線について（令和6年8月2日掲載）

同報系防災行政無線とは

　災害時などに屋外拡声子局（屋外スピーカー）を通じて無線放送を行い、緊急情報を広く、同時に、報じる仕組みのことです。無線による情報発信となるため、災害時に断線などの心配がなく、安定的に災害情報を伝えることができる手段として、全国の自治体で導入が進められています。

　同報系防災行政無線は性質上、地形や天候の影響を受けやすく、近年では、住宅の気密性・遮音性が向上しており、居室内においても雨戸を閉め切った場合やテレビの音等により聞き取れない場合もあります。

屋外スピーカーの設置場所について

　町内8か所に設置した屋外スピーカーを通して、災害情報やJ–ALERT（全国瞬時警報システム）情報などを、みなさんへ迅速・正確に伝達しています。

放送内容について

• 地震、風水害、大規模火災、国民保護情報等の非常事態に関する事項
• 災害予防、災害応急対策、災害復旧等の災害対応に関する事項
• 住民の生命、身体、財産の保護に関する緊急を要する事項
• 機器の点検を兼ねて行う音楽放送等の定時放送に関する事項
• その他、町長が必要と認める事項

※高齢者等避難や避難指示などの避難情報については、町が災害発生の可能性や状況を判断して発表しますが、緊急地震速報や国民保護情報については、国から配信される情報を自動放送しています。

放送の内容はこちらからも確認できます

　屋外スピーカーによる放送内容は、放送と同時に「町防災・防犯情報メール・電話・FAX」、「町公式LINE」でも配信します。気象条件等により放送を聞き逃したり、聞き取れなかった場合にも内容を確認できるため、防災情報をより確実に取得するためにもぜひご活用ください。ご利用には、事前登録が必要です。登録については、以下のリンクをご参照ください。

毎日17時のメロディ放送について

　毎日17時の放送については、音量を含め、放送機器が正常に動作することを常に確認するために実施しています。現状として、必要な音量で継続的に放送を行っている関係から、放送設備の近くにお住まいの方にはご迷惑をおかけしておりますが、ご理解のほどお願いいたします。