指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）の指定について（令和6年7月26日掲載）

　熱中症とは、室温や気温が高い中での作業や運動により、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなることです。

　家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、熱中症になる場合がありますので、注意が必要です。

公共施設の開放について

　気候変動適応法が改正され、昨年まで発表されていた「熱中症警戒情報（熱中症警戒アラート）」が法に位置づけられたとともに、新たに「熱中症特別警戒情報（熱中症特別警戒アラート）」が創設されました。

　熱中症特別警戒アラートが発表されたときは、市町村が指定する冷房設備を有する施設が「指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）」として一般に開放されます。

　熱中症特別警戒アラートが発表されたときは、熱中症による健康被害を未然に防止するため、外出時やご自宅に冷房設備がない場合などに、クーリングシェルターを利用してください。

　また、クーリングシェルターの運用期間中は熱中症特別警戒アラートの発表時以外も、開放可能日時において暑さをしのぐ場所として利用していただくことも可能です。

指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）とは

　熱中症による人の健康に係る被害の発生を防止するため、町が避難施設として開放し、屋外で活動等されている人が、一時的に暑さをしのぐ場所となります。

開放施設について

利用にあたっての注意事項について

• 設置期間：環境省が熱中症（特別）警戒アラートを発表する期間（4月第4水曜日～10月第4水曜日まで）
• その他

　　　飲料は各自でご用意ください。

　　　開放場所の温度調整はできません。

　　　利用できる日時・場所は、施設の開館している日時及び指定した場所のみになります。

　　　その他、利用にあたっては各施設の指示に従ってください。

熱中症警戒情報（熱中症警戒アラート）とは

• 熱中症の危険性が極めて高くなる（暑さ指数（WBGT）の値が「33以上」）と予測される場合に発表されます。
• 発表時間は前日の午後5時、当日の午前5時です。

熱中症特別警戒情報（熱中症特別警戒アラート）とは

• それぞれの都道府県内のすべての暑さ指数（WBGT）情報提供地点（京都府の場合は、京都、間人、宮津、舞鶴、福知山、美山、園部、京田辺の8地点）において、翌日の日最高暑さが35以上となることが予測される場合に発表されます。
• 発表時間は前日の午後2時です。

暑さ指数（WBGT）とは

• 熱中症予防のために、日照時間・湿度等の数値データを用いて算出された指数です。
• WBGTは、Wet Bulb Globe Temperatureの頭文字を使った略称です。
• 湿球黒球温度と呼称する場合もあります。

大山崎町の暑さ指数（WBGT）は環境省熱中症予防情報サイトからご確認いただけます。
なお、観測地点に大山崎町が含まれないため、近隣の京都市の情報を参考にしてください。 

熱中症（特別）警戒アラート情報の確認方法について

　町防災・防犯情報メール、町公式LINEでも情報を発信していますので、ご確認ください。登録方法については、以下のとおりです。

　その他、テレビやラジオ等で最新の情報をご確認ください。