大山崎町教育大綱を策定しました（令和３年９月１日掲載）

　教育大綱とは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第１条の３第１項の規定に基づき、首長が当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策について、その目標や施策の根本となる方針を定めるものです。

　これまでは、従前から策定していました「大山崎町教育振興基本計画」を、その目標や施策の根本となる方針の部分が大綱に該当するものと位置付けてきましたが、本町の実情に応じた方針として、より明確なものとするため、この度、別途策定することとしたものです。

　この「大山崎町教育大綱」では、大山崎町第４次総合計画における基本構想「大山崎町まちづくりビジョン2025」で定めるまちの将来像「天王山のふもと、三川合流の地、みんなを笑顔にするまち“ええとこ、がんばる、おおやまざき”」の実現に向けた５つの基本目標の１つである「生涯を通じて、理解し合う、学び合うまち」を目指して、本町が取り組むべき教育・文化に関する施策の方針及び目標を示しています。

　特に児童生徒の学力向上に着目して、教職員と子どもたちとのふれあいをより密にすることで実態に即した柔軟な指導が可能となる「少人数学級」を推進し、将来にわたり増々進展していく情報技術革新やグローバル化に対応できる力として、「ＩＣＴ活用能力」や「英語によるコミュニケーション能力」を身に着け、高めていくことを目指します。

　また、就学前を含む生後１５年間を見据えた「保幼小中一貫教育（連携教育）」に取り組み、とりわけ小中一貫教育の推進に注力していきます。

　なお、施策の実施に当たっては、これまでと変わることなく「大山崎町教育振興基本計画」の円滑な推進を図る中で、年度毎に定める「指導の重点－学校教育・社会教育―」において、当該年度における具体的施策の実践内容を示しながら、効率的、かつ、効果的な事業展開に努めていきます。