(17世紀) 離宮八幡宮旧境内出土の鬼瓦 蕨手側面に金箔が残る
離宮八幡宮の境内北西の立体駐輪場の建設に伴う発掘調査で出土しました。
この調査では、池跡が検出され、この鬼瓦は、池跡に廃棄されていました。
残存高62センチメートル、残存幅62センチメートルです。
大規模であることから入母屋屋根の大棟の端に使用されたとみられます。
表面には、金箔が貼られており、蕨手(渦巻き文様)の下には、鮮やかな金箔が遺存しています。
江戸時代の離宮八幡宮の屋根景観を知る上で貴重な資料です。
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更新日:2019年05月21日