離宮八幡宮
離宮八幡宮
(Rikyuhachimangu Shrine)
当社の歴史は貞観元(860)年に大和大安寺の僧行教が豊前の国宇佐八幡神の分祀を受け嵯峨天皇が営んだ河陽離宮に鎮座させたことに始まります。
平安時代の末に当地で始まった荏胡麻油生産が活発化すると鎌倉時代には油座が結成され、神社は座の会所となり大いに繁栄しました。
室町時代には大山崎油は西は九州北部から東は美濃地方まで独占販売するほどになりました。
大山崎は幕府から自治権を認められ自治都市として独自の発展を遂げました。
八幡宮はいはば油座のシンボルであったのです。
その当時の様子は司馬遼太郎の「国盗物語」の中にも描かれています。
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更新日:2017年02月27日