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秋の社会見学を実施しました

[2015年10月30日]

秋の社会見学を実施しました!

 今年度から新しくスタートした青少年健全育成事業「防災体験教室」の第2回活動である「秋の社会見学」を、10月24日に実施しました。

 今回の活動は大阪市まで移動し、地震にまつわる2つの場所を見学してきました。

「大地震両川口津浪記」石碑

 1つ目は、「『大地震両川口津浪記』石碑(だいじしんりょうかわぐちつなみきせきひ)」です。

 これは幕末、嘉永7年(安政元年・西暦1854年)に大阪を襲った「安政東海地震・南海地震」というマグニチュード8クラスの2つの地震と、それによって引き起こされた津波の被害を記録した石碑です。

「大地震両川口津浪記」石碑

 この石碑には、2日続けて大きな地震が起こったこと、それによる津波で多くの方が亡くなったこと、地震発生当時から約150年前にも大地震と津波で同様の被害が出ていたことなどが書かれています。

 石碑を建てた人は、150年前の教訓を生かせなかったことを悔やみ、そして地震・津波によって亡くなった方への追善供養のために、後世にその記憶を伝えようとしました。

 碑文の最後はこう締めくくられています。

「願くハ心あらん人年々文字よミ安きやう墨を入給ふへし」

 石碑は今でも近隣の方々の手によって大切に守り伝えられています。夏のお盆の時期になると碑文が墨でなぞられ、私たちに新しい姿を見せてくれます。

 これからの災害に備えるためには、科学的なデータの分析は欠かせません。しかし、過去に起こった災害の記録から分かることを現在の防災に活かせることがあるとこの石碑から教わりました。

大地震両川口津浪記

 気持ち良い秋晴れの下で社会見学をしました。
 石碑の上端にかかれている「大地震両川口津浪記」という文字が、この石碑の名前の由来です。

大阪市立阿倍野防災センター

 2つ目は大阪市立阿倍野防災センターです。

 このセンターでは、あらかじめ設定された見学コースがあり、施設職員の方に案内をしていただきながら防災を体験しました。

 見学コースでは、火事が発生した時の避難方法や消火器での初期消火の方法、119番通報の方法などを学びました。

消火器コーナー
119番通報体験

 近年、数が減少している公衆電話。普段は携帯電話に頼りがちですが、災害時には回線が混雑しにくいなどのメリットもあります。どんな場所に公衆電話があるのか普段からチェックすることも大切だと教わりました。

 施設の中には、本物さながらの震災後の街並みが広がっており、本当に地震が起こった後であるかのような風景の中で見学をすることができました。

地震で崩れた街並み(再現)

 コースの最後には、震度7の地震体験コーナーがあります。ここでは、阪神淡路大震災での揺れを復元したものと、これから先に起こると予想される東南海・南海地震の揺れを予測したものの2つの揺れを体験できます。体験した皆さんからは、「(思っていたよりも)怖かった」、「いきなり揺れたら立っていられないと思う」といった声が聞かれました。

 今回見学したコースは60分でしたが、年齢などの条件が合えば最大100分のコースまで体験できます。ぜひご家族で体験してみてください。

 防災体験教室の活動は残り半分です。残りの活動でも参加者の皆さんと防災を学べることを楽しみにしています。

お問い合わせ

大山崎町教育委員会生涯学習課 生涯学習・スポーツ振興係

電話: 075-956-2101 ファックス: 075-956-0131

E-mail: syogai@town.oyamazaki.lg.jp